目的概要

 

当プロジェクトにおいて3Dデータを公開するにあたり、利用者がデータの内容、状態の把握、及び機械判読を容易とするため、コンベンションを策定します。

 

 

コンベンションにおける基本方針
1.データの著作権情報を明確にするため、ライセンス情報を同ディレクトリに配置することを推奨します。
2.利用者がデータの内容、状態を把握するためのドキュメント情報及び機械判読を容易とするためのメタ情報を同ディレクトリに配置することを推奨します。
3.ファイル名、ディレクトリ名については、機械判読の効率性を優先し、日本語名(2バイト文字)は使用せず、アルファベット名(1バイト文字)を使用することを推奨します。
4.コンンベンションにおいて、3Dデータフォーマットについての定義は行わないものとします。ただし当プロジェクトにおいてはFBXフォーマットにてサンプルデータを公開するものとします。

 

 

コンンベンション定義を行う3Dデータの範囲

当プロジェクトでコンベンション定義を行う3Dデータについては下記のデータを想定します

・オブジェクトモデルデータ(ジオメトリデータ)

・テクスチャーデータ

・シェーディングデータ

・リギングデータ

・アニメーションデータ

尚、今後の活動として下記のデータコンベンション定義についても包括することを想定します

・シーンデータ(オブジェクト配置データ)

・ライティングデータ

・カメラデータ

 

目次

 

1.ディレクトリストラクチャーについて

2.ネーミングコンベンションについて

3.メタデータ定義について

 

 

 

1.ディレクトリストラクチャーについて


複雑化する複数のファイルデータを機械判読に適した形で効率的に管理するため、決められたディレクトリーストラクチャー(階層構造)を持つことを推奨します

推奨するディレクトリストラクチャー

+root —————————- ルートディレクトリ

+ model/ ——————– 3Dモデルデータ配置ディレクトリ

+ tex/ ——————– テクスチャーデータ配置ディレクトリ

+ anim/ ——————– アニメーションデータ配置ディレクトリ

Document.txt

Metadata.xml

License.txt

Thumbnail.png

 

 

基本ファイルについて

ルートフォルダー直下には、以下の3ファイルを置き、利用者が内包するデータについての概要を把握できるようにします

 

Document.txt

・制作者名

・制作日

・更新日

・ファイル構成

・制作者情報

・データファイル出力環境情報

・3Dデータフォーマットのバージョン情報

 

Metadata.xml

機械判読に適したXML形式において、下記の情報を記載します

・メタ情報のバージョン

・制作者名

・ライセンス情報

・制作日

・更新日

・データファイル出力環境情報

・3Dデータフォーマットのバージョン情報

 

License.txt

公開されるデータがどのような著作権を持っているかの情報を記載します

Thumbnail.png

公開されるデータのサムネイル画像ファイル(800×800を推奨)

2.ファイルネーミングコンベンション

オブジェクトモデルデータ

形式:__.拡張子

例)

大崎一番太郎のオブジェクトモデルデータ

CH_Osakitarou_MD.fbx

Category

下記の定義に基づき3Dデータのカテゴリ(種類)を記載します

定義

CH キャラクターデータ3Dデータ

ST 背景3Dデータ

PR プロップ(小物、乗り物等)3Dデータ

Original Name

オブジェクト名称を記載します

任意のオリジナルファイル名をキャピタライズした状態で記載します

ただし、機械判読性を妨げるため名称内でのアンダースコア「_」の使用は禁止します

 

 

LOD

下記の定義に基づき、データがもつ粒度情報を記載します

 

定義目安

HI  ハイモデルの略称

一般的にプリレンダリングCGにおいて使用を想定されるモデルデータ

1万ポリゴン以上の精彩な粒度を持つ

MD ミドルモデルの略称

プリレンダリングCGからリアルタイムCG用途まで幅広く使用されることが想定されるモデルデータ

2千から1万未満ポリゴンの粒度を持つ

LO ローモデルデータの略称

主にゲームやWEB等で使用されるリアルタイムCGへの使用が想定されるモデルデータ

2千未満ポリゴンの粒度を持つ

経済産業省「平成25年度我が国情報経済社会における基盤整備事業(CG・VFX産業クラウド活用・高連携実証事業)」